我が家に来た野良猫のなつめ


私は猫を飼っています。名前はなつめ。

妹が小学生の頃に、学校帰りに拾って来た猫で、
当時動物があまり好きではなかった母は、
「外で飼うならいい」と、

飼う事は認めてくれたものの、家へは
入れてくれませんでした。

しかし、拾って三日目の日、母よりもっとずっと動物嫌いなお隣さんから
苦情の電話が来たのです。


「お宅の猫が、うちの干している布団の上にいるのよ、どうしてくれるの、
ちゃんと管理してちょうだい」

これには驚きました。

たった三日、家の庭をうろうろさせていただけなのに、どうして家が飼うことにした猫だと
分かったのか、今でも疑問です。

そんな事件があってから、母は仕方なく家の中で飼う事を渋々ながら許してくれました。

それ以来妹が世話をして来たのですが、
大学を卒業した妹が一人暮らしをすると言って家を出てから、
なつめの世話は私の役目になりました。

丁度家をリフォームしたところで、なつめのエサやトイレを置いていた、
広かった玄関の半分を収納に作り替えてしまったため、

私の部屋を片付けて、その隅にエサとトイレを置くようにしました。

最初は少し面倒臭いなと思っていたなつめの世話ですが、
慣れて来ると以前よりずっとなつめを可愛く思うようになりました。

今はもう14歳のおばあさんになったなつめ。これからも元気に長生きして欲しいです。